キャリア教育・ドリームマップ事業

若林 明子(全国)

夢とは自分の幸せを知ること。

私の仕事は、ドリームマップ普及協会独自のキャリア教育プログラムを日本各地の小中学校に届ける講師の方の活動と現場のサポートです。

誰も経験していない成熟社会を生きる児童・生徒たちにとって、今までの価値や判断を教えるキャリア教育では環境の変化に対応する力にはなりません。

ドリームマップ授業は、「自分はどんな生き方をしたら幸せなのか」自分で答えを見つける練習です。予期せぬ状況で、自分はどこに向かうのかを決め、行動する原動力となるのが「夢」です。自分の中にある価値観を夢の種として、他者や社会との繋がりの中で自分の力を発揮する夢の描き方を知ることは、自分を大切にしながら社会に貢献するワーク・ライフバランスの視点にもなります。

多くのキャリア教育は体験を中心に外との繋がりを重視しますが、ドリームマップは自己理解と自己肯定、他者理解と多様性の受容など自分と向き合い、思考を活性化するアクティブ・ラーニングです。

主役は子ども、ヒーローは先生!

ドリームマップ授業は1日6時間で実施します。外部講師は子どもたちと先生が作り上げた教室に非日常とインパクトを持ち込みます。それを一過性のイベントに終わらせないためには、先生方と信頼関係を築き、キャリア教育の体系的な授業計画の中でドリームマップ授業がどのような役割を果たすのか、共通理解をした上で事前、事後の授業と組み合わせていただくことが大切です。事前に自己理解の授業や職業調べ、自分の将来と関連付けた職場体験の準備や図工と組み合わせた事例があります。

授業を受け持つ講師には、他に本業を持つ多彩な社会人がいますので、その大人たちとの出逢いも子ども達にとっては有意義な体験です。また教員の方にとっても、講師との関わりの中で引き出された子ども達の新たな一面は新鮮な驚きになります。

先生方が自分で授業を行うサポートとして、教員研修を行い、学校限定のドリームマップ講師として認定する講座も実施しています。


【プロフィール】

地域では、学校支援ボランティアコーディネーター、栃木県親学習プログラム・ファシリテーターとして活動、2012年一般社団法人ドリームマップ普及協会の設立理事として、「キャリア教育・ドリームマップ授業」を担当。ボランティアコーディネーション力1級、認定キャリア教育コーディネーター。

<事業実績> 

ドリームマップ授業は経済産業省「起業家教育促進事業」として、全国の小中高校で実施(文部科学省「小学校キャリア教育の手引き」掲載)。保護者・教員の初任者研修、企業、地域づくりなど様々な分野で「夢」をキーワードに自分の生き方を輝かせる

            目的達成ツールとして普及しています。

            http://school.dream-map.info/