キャリア教育・ドリームマップ事業

若林 明子(全国)

夢とは自分の幸せを知ること。

私たちのミッションは、「子どもたちが自由に未来を創造する力を最大化!」です。予測を超え変化する産業構造の20年後30年後を生きる児童・生徒たちが予期せぬ社会の変化にも、自分の幸せに向かって歩めることを願い「キャリア教育・ドリームマップ授業」を届けています。

授業で描く「夢」は自分の中から沸き上がる「こうだったら幸せ」と思うこと。自分の中にある好き、楽しいという想いを夢の種として、他者や社会との繋がりの中で自分の力を発揮する夢を描き、行動する原動力とします。これは自分を大切にしながら社会に貢献するワーク・ライフバランスの視点にもなります。

体験を重視しするキャリア教育も多い中、ドリームマップ授業は自己理解と自己承認のための自分との対話、相互理解と多様性の受容につながる他者とのコミュニケーションを経験する学びです。

主役は子ども、ヒーローは先生!

ドリームマップ授業は1日6時間で実施します。外部講師は子どもたちと先生が作り上げた教室に非日常とインパクトを持ち込みます。それを一過性のイベントに終わらせないためには、先生方と信頼関係を築き、体系的な授業計画の中でドリームマップ授業がどのような役割を果たすのか、共通認識の上で事前、事後の授業と組み合わせていただくことが大切です。事前に自己理解の授業や職業調べを行い、事後に職場体験や図工と組み合わせた事例もあります。

授業は1クラス2名のファシリテーターが行います。他に本業を持つ多彩な社会人との出逢いも子ども達にとっては有意義な体験です。また教員のみなさまからは、夢に込められた子ども達の価値観や新たに知る一面は、驚きと共にその子の成長をサポートするヒントになるとの感想もいただきます。

先生方が自分で授業を行うための教員向け研修も実施しています。


【プロフィール】

栃木県親学習プログラム・ファシリテーター、学校支援ボランティアコーディネーターとして活動、2012年一般社団法人ドリームマップ普及協会の設立理事となり「キャリア教育・ドリームマップ授業」を担当。20189NPO法人 こどものみらいプロジェクト ゆめドリ副代表理事就任、「学校ドリームマップ事業」をNPO人へ移行し全国での実施をサポート。

 

<事業実績> 

2004年経済産業省「起業家教育促進事業」に採択、第7回キャリア教育アワード 中小企業の部優秀賞受賞。全国の小中高校大学で年間約250校、19,000人に授業実施(2018年現在)。豊田市教員初任者研修。愛知県知多市キャリアデザイン事業委託。

            http://school.dream-map.info/